2021.09.04

昨日のディスカバリデーですが、残念ながら泥団子づくりは雨で延期となりましたが、子ども達は根本として砂場が大好きです。本園では思いっきり走れ回れるように、芝生も敷いていますが、やはり砂場も大切です。私たちが幼少の頃夢中になって砂遊びをしていた姿を思い出してみてください。
実は砂場では、子どもはただ楽しく遊んでいるだけでなく、無意識のうちにたくさんのことを学んでいるのです。

実際に砂に触れながら、湿った砂は茶色くて、握りやすくて固めやすいけれど、乾いていると色は薄くて、サラサラと指の間からこぼれ落ちることを知ります。
その経験から、子どもは砂の型抜き遊びをするときは、少し水を加えたら型を取りやすいのではないかと考えるのです。
このように、直接触れるなど五感を使って体験したことは、記憶の中にしっかり残ります。そして、この「体験の宝箱」は、なにかきっかけがあればいつでも開きます。

幼児期の経験と、少し後の勉強の知識が結びついたら、「ああ、そうか！」と、結びつき納得をする瞬間があります。
この経験は、知ることの喜びを子どもに感じさせることができます。
学びは、五感を使って体験することから始まるのです。経験が知識として定着することで、学びのの根っこが築かれていきます。写真のような体験！そして昨日の視覚を閉ざし、触感の中から野菜を当てる体験など、幼稚園には五感を刺激する豊かな体験がいっぱいです。ではまた明日！