2022.01.17

1995年の今日、阪神・淡路大震災が発生した日です。当時、私は京都の大学に在学中で、今もテストの前の日の早朝で激しい揺れを感じて跳び起きたのを思い出します。震災後はすぐに学生を中心としたボランティア活動が活発化し、「日本のボランティア元年」とも言われたようです。最近でも多くの自然災害が発生をし、その度にボランティア活動を行なっている姿をテレビでよく目にするようになりましたね。さて、ボランティア活動からは多くのことを得ることが出来ます。まず、多くの仲間ができて、人とのつながりが増えること。人間のコミュニティは学校や家族、職場、友達が大半を占めます。ボランティア活動に参加することで、学校以外の友達、大学生や社会人、色々な世代の方々と接点を持つことができます。そして社会の一員としての自覚と責任感が芽生えること。普段何気なく見過ごしていることでも、目に留まり、ほかの人に迷惑になることはやめよう、という自覚と責任感が生まれます。また何より社会の仕組みを知ることができ、自分自身の成長にも繋がります。できることからの自分の社会貢献・社会奉仕・職業奉仕を考えてみたいものです。ところで、やはり広島も感染拡大中に付き、行事の中止や動画配信などで様々なことに都度対応が迫られています。でも、七転び八起きです。そんなに平穏な日々は続かないものと仏教的にも説いてあります。だからこそ、強い気持ちと絆で結ばれた教職員そして、保護者の皆様と共にこの難局に向いたいと思います。阪神淡路大震災から２７年の本日忘れないを掲げられていました。風化させることなく、今ある日々を感謝し、皆で前へ進みましょう!