2022.01.12

今高校サッカーで優勝した青森山田高校が注目をされていますね。私もテレビ観戦をさせていただきましたが、身体つきもすごくできていて、何だか高校生?と感じる面も多く本当に素晴らしかったですね。さて、黒田監督の著書によると、青森山田高校ではパスでもドリブルでも、なんでもできるように育てていくようです。一つが秀でても、レベルが高くなる高校サッカーでは、一つにつまづくと、他のレベルが上がっていないと、すぐに挫折をしてしまうからだと。また、このチームの仲間としか、このサッカースタイルでしか自分のプレーができない、という育成方法ではダメで、「心・技・体」すべての育成・強化が重要と言われています。。

そして、卒業して、将来どのチームに行っても、チームの監督が掲げるサッカーに順応できる選手を育て全てに順応できるような育成を青森山田高校では目指しておられます。

もちろん、高校は教育機関なので、教育、学業が最優先です。その上にサッカーがあるとして、全ての子がプロになるわけではないので、自分のことは自分できちっとした判断ができ、その判断で社会の競争を勝ち抜いていける精神力を身につけてほしいですねとお話されています。そして、青森山田の寮生は生活を含めて、授業態度、服装、サッカー以外の時間の活用など、全てを自分で的確にコントロールしていくことが求められます。

だからこそ、最初は大変でも、寮での生活習慣が確立できたときは、日常生活のさまざまなことが高いレベルで出来るようになってきます。一般の人が面倒だとか、苦痛に感じていることが生活習慣の中で、ごく当たり前に普通の事としてできるようになり、進学し他のチームにいってキャプテンを任せられるような、リーダータイプの選手が確実に育ち、大学にいってからも、自分で律することができ、周りをまとめるような力が備わる育成を大切にされています。

大変学ぶことが多いですね。基本的生活習慣を大切にそして、レベルの高い練習(私達は幼児教育)をして、自分を律する(ルールを守る強い心)なかで、自分らしさを存分に発揮し、どこに言ってもみんなを引っ張っていけるリーダーを私たちも育てて参りたいと思います。今日も一日頑張ろう!