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掃除!
2021.05.03
今日もお寺のお参りが終わり、園庭に!
昨日の雨と風で園庭や道路は落ち葉だらけ(~_~;)
さあ、掃除しよっと。
いつもだと先生やよしとみさんがいてくれるので、短時間で終わるのだが・・・・
まあ今日はじっくりとしましょうと。
気付いたら2時間掃除(~_~;)
でも時間にゆとりがあったので、掃除しながらいろいろなことを考えてみました。
どうやったらよりきれいになるか、
ほうきの使い方、芝の目に沿うのか、逆らってはくのかなど、色々と試してみました。
だだ、掃除するだけだとキレイになったあと。
喜ぶだけなのだが、今日は色々と考えながら掃除をしたために、
掃除の仕方の発見や、園庭のプランターなどの位置も、色々と変えてみて、
より掃除しやすいように。そして、よりプランターの花も元気にむなるようにと。
色々なことが掃除から収穫しました。
そうすると。
こんな話が
以下抜粋。
どんな仕事でも、単純な仕事でも、真心をこめてやらないと具合が悪い。そこからいろいろなものが生まれてくるわけや。掃除の仕方でも、やっているうちに、こういう掃除の仕方があるということがわかってくる。植木のあいだを掃除していても、こういうふうにしたほうがもっと早くきれいになる、木のためにもなると気づく。そんなことまで考えるような人は、しまいには植木の職人になるかもわからん。そうすると、植木屋になっても非常にいい仕事ができる。君が植木屋になるわけやないけれども、どんなにつまらんと思う仕事でも、やる以上は精神をこめてやらなければいけない。
ところがはたして、全員が朝の掃除を30分間、誠心誠意やっているかどうかという問題やな。形式的にやっているだけだったら、それはもう、何も身につかんわけや。植木のあいだを掃除している。葉が落ちている。その落ち方を見て、この植木は傷んでいるからもっと水をかけてやらなければいけないというようなこともわかってくる。掃除をしていながら、植木を育てることもできるわけや。すべてにおいてそうなれば、商売をしていても、こういう商売の仕方は具合が悪い。将来の日本のためにならない。将来の日本のためになるには、商売の仕方を変えないといけない。そのためには、この法律は必要ない、この法律があったらかえってじゃまになるから、この法律を変えなければいけない。するとさらに、そのためには政治はこうあらねばならない、ということまで発想していくことになる。
だから、掃除をしている過程において、偉大な政治の要諦がつかめるわけや。こうしてやればいいという程度やったら単なる掃除で終わってしまう。そういうことやな。掃除に出てくる人もあるし、出てこない人もあるということを聞いたから、そんなことでは具合悪いなと思った。掃除をするということの意義を知らない。なぜ政経塾で掃除というものをさせるかというと、掃除から政治はいかにあるべきかということまで発想できるからや。それで掃除も大事やというふうに考えている。諸君は他の何についてもそういう見方をしないと、非常に浅くなってくる。深いものを汲み取ることができないわけや。だから、掃除をしていても、政治の真髄をつかめる人と、単なる掃除で終わってしまう人と、10年のあいだに格段の差ができるわけや。 ――1980年10月24日
(『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』PHP研究所、2009年)
なるほどです。
だだ、一つのことを黙々とするよりも、色々なことを考えながら行動をすることが大切だと。
仕事も同じです。
1つ1つのことを誠心誠意、考えながら、そして心をこめて。
思考力を育てる事。
それはやはり、日々思いを巡らせながら、何事も取り組むことが大切で、
それを積み重ねることで、考える習慣がつくのでしょう。
子ども達の思考力。
やはり、遊びの中で試行錯誤すること。
それを習慣づけることが大切です。
口と手を出しすぎず、見守り、自分なりに考える習慣。
これを大切にしたいですね。